貧乏大学生は車じゃなくて原付バイクに乗れ!その1 原付で格安移動
地方一人暮らし大学生のCubNiです
地方で生活するとき、まず最初に不自由に感じるのが移動手段です。電車やバスといった公共交通機関が存在しない、あるいは非常に便が悪いなんてのは地方在住ならあるあるですね。
徒歩や自転車だけでは通学や食料品の買い出しも一苦労、軽自動車でも良いからほしい。でも高額な車体費用や維持費を払うのは厳しい……
そんな大学生におすすめするのは原付バイク
このブログを読めば、原付バイクが一人暮らしの大学生にぴったりの乗り物だということがわかると思います。
みなさんは原付と聞いてどんなイメージがありますか?
- 夏は暑く冬は寒い
- 普通免許のおまけで乗れる
- 制限速度が30km/h
- 体がむき出しで危ない
- 田舎のおばちゃんの乗り物
etc……
このあたり、原付乗りとしては何も否定するところはなくそのとおりだと思います。車と比べると不便なところがかなり目立ちますね。ですが、車にはない大きなメリットがあるのでそれについて説明していきたいと思います。
原付のメリット(車や自転車と比較)
- 原付は強化版自転車である
快適性を車と比べること自体が間違ってるとも言えます。軽自動車でも毎月維持費は4~6万程度かかることを念頭に置くと車は走るアパートくらいに考えてもいいと思います。
それに対して原付は原動機付自転車の名の通り、強化版自転車なのです。維持費も保険料やガソリン代、整備費用を考えても月2000円以下で乗れます。ガソリン1Lで30~40kmは走ることができ、移動にかかる時間と労力を大幅に削減。150円で食べ物を買い、そのカロリーで自転車を漕ぐより圧倒的に経済的で楽です。人類の英知とも言えるでしょう。さらに、車体も自転車に比べれば頑丈なので適切な装備(荷台やロープなど)があればあれば重い荷物(米や2Lペットボトルなど)を楽に運ぶことができます。
- 夏は暑く冬は寒い?
夏は暑く冬は寒いというのもあくまで車と比較したときの話
自転車と比較するとどうでしょうか。
中高生のときはリュックサックを背負って汗だくになりながら自転車を漕いだという人もいるかと思います。(自分もそうでした)
原付なら必死に自転車を漕ぐ必要はないので運動による体温の変化を気にする必要もありません。夏は風通しの良い長袖長ズボン(転倒のリスクが有るため)、冬はガチガチの防寒ウェアを着込めば無問題!
自分は汗っかきで、運動するとすぐに汗をかく体質なんですが、原付に乗り始めてから移動時の発汗量は格段に減りました。冬でも自転車に乗る前はちょうど良いけどいざ自転車を漕ぎ始めると暑くてたまらないなんてことがなくなります。
- 制限速度が30km/hで人権がない
普通免許を持っている人なら当たり前の「制限速度が30km/h」ですね。ここはかなり致命的な原付のデメリットではあります。周りの車が60km/hで走っている道路でも原付だと30km/hで左脇を走らないといけないのはかなり危ないし怖いです。この規制のせいでドライバーと原付乗り、両方が怖い思いをすることになります。原付は危ない、人権がないなんて言われるのもこの規制が原因ですね。
二段階右折と30km/h制限は原付を不便な乗り物にしている根源ですが、実は回避方法があるんです。
それはズバリ、原付二種に乗る!です。
一般に原付と呼ばれるのは50cc以下の第一種原動機付自転車ですが、実は51cc~125ccの第二種原動機付自転車(通称原付二種)も存在するのです。
税金やガソリン代などの維持費はそのままに、二段階右折不要、制限速度は車と同じ60km/hという、車と原付一種のいいとこ取りみたいな最高の乗り物です。
小型以上の二輪免許が必要になるというデメリットはありますが、約10万円の二輪免許取得費用を考慮しても圧倒的に得です。その話は別の記事で書こうと思います。
- 体がむき出しで危ない
これは誰が見ても明らかです。車道を走る乗り物の中で防御力は最低クラスといえます。いくら自分が安全運転をしていても車が突っ込んでくればひとたまりもないのは事実ですね。
経済性を取るか、物理的な安全性を取るかという、あちらを立てればこちらが立たずみたいな話になってしまうので安全性については多少妥協せざるを得ません。
しかし、フルフェイスヘルメットやプロテクターウェアなどの専用装備を揃えたり、半袖短パンなどの軽装での運転を避けるだけで怪我のリスクを大きく下げることが可能です。
原付生活のメリット・デメリットをかんたんにまとめてみました。
このブログが格安原付生活を検討するきっかけになったら幸いです。